本記事の内容
今回は『bybit(バイビット)の出金方法』について解説します。
「Bybit(バイビット)の口座開設を考えているけど、出金って簡単なのかな?手数料とかどれくらいかかるんだろう?bybit(バイビット)の出金事情が気になるな…。」
と思っていませんか?
Bybit(バイビット)に限らず、海外の仮想通貨取引所の出金方法ってどういう仕組みなのか、ちゃんと確認しておきたいですよね?
私も初めて海外の仮想通貨取引所を使ったときは、どうやって出金するのか、ちゃんと出金できるのかとても不安でしたので、すごく共感できます。
大丈夫ですよ。
私はbybit(バイビット)を日頃から愛用していますが、少なくとも私自身、bybit(バイビット)の出金で何かトラブルがあったり、困ったりしたことはありません。
と言われても、どこの誰かもわからない私の言葉を「そうなんだ!」と鵜呑みはできませんよね?
そんなあなたのために本記事を作成しました。
本記事ではbybit(バイビット)の出金のルールや具体的な手順など、bybit(バイビット)の出金について徹底解説します。
本記事を最後まで読んでいただければ、bybit(バイビット)の出金についてはマスターできると思いますので、ぜひ最後までご愛読ください。
目次(クリックできるよ!)
- Bybit(バイビット)で日本円を直接出金することはできない
- Bybit(バイビット)から出金するおすすめの方法は【国内取引所への送金】
- Bybit(バイビット)の出金の【ルール】
- 最低出金額や手数料が通貨・銘柄ごとに違う
- 出金額では出金手数料は変わらない
- 出金の最大限度額は本人確認レベルで変わる
- 出金のリクエストは1日に3回の処理
- 2段階認証(メールアドレスとgoogle認証)の設定は必須
- リップル(XRP)とイオス(EOS)の出金には出金タグが必要
- Bybit(バイビット)の【出金方法・やり方】
- Bybit(バイビット)から出金できない・反映されないときの【原因と対処法】
- 出金先アドレスの入力ミス → アドレスの再入力
- 出金タグの入力ミス → タグの再入力
- ブロックチェーンのトランザクション処理の遅延 → トランザクションの確認
- そもそも互換性がない → 対応通貨を確認
- その他の原因 → サポートセンターに問い合わせる
- Bybit(バイビット)の出金【まとめ】
- Bybit(バイビット)の出金に関する【よくある質問】
Bybit(バイビット)で日本円を直接出金することはできない
Bybit(バイビット)の出金のルールや手順の前に、まず知っておいてほしいのが、『bybit(バイビット)から日本円を出金することはできない』ということです。
そもそもbybit(バイビット)は、日本円を出金できないどころか、日本円を入金することすらできません。
Bybit(バイビット)からお金を出金するためには、国内の仮想通貨取引所へBTCやETHなどの仮想通貨を送金する必要があります。
その後、送金したBTCやETHなどを国内の仮想通貨取引所で日本円に変換して出金する、といった流れになります。
まぁ、やや面倒ですよね…?
とはいえ、bybit(バイビット)に限らず、海外の仮想通貨取引所なら大体がこのケースです。
国内の仮想通貨取引所を経由してお金のやり取りをしなくてはなりません。
「Bybit(バイビット)だけ出金がめんどう臭い!」というわけではないですから、悪しからず。
Bybit(バイビット)から出金するおすすめの方法は【国内取引所への送金】
Bybit(バイビット)から出金するおすすめの方法は、前述した通り、bybit(バイビット)から国内の仮想通貨取引所へ送金してからの出金です。
おすすめというか、それ以外ないです。
- Bybit(バイビット)でから国内の仮想通貨取引所に仮想通貨を送金
- 国内の仮想通貨取引所で送金した仮想通貨を日本円に変換
- 日本円を国内の仮想通貨取引所から出金
ちなみに、出金するのにおすすめの国内の仮想通貨取引所は『GMOコイン』です。
GMOコインは出金に限らず、入金も送金も手数料が無料なので、海外の仮想通貨取引所とやり取りするのであれば、GMOコインが一番おすすめです。
Bybit(バイビット)から国内の仮想通貨取引所を経由して出金する具体的な手順については、この後の「Bybit(バイビット)の【出金方法・やり方】」で解説しますので、ぜひそちらをご愛読ください。
ではいよいよ本題に進んでいきましょう。
Bybit(バイビット)の出金の【ルール】
Bybit(バイビット)の出金のルールについて解説します。
Bybit(バイビット)の出金のルールとしては、下記の6つが挙げられます。
- 最低出金額や手数料が通貨・銘柄ごとに違う
- 出金額では出金手数料は変わらない
- 出金の最大限度額は本人確認レベルで変わる
- 出金のリクエストは1日に3回の処理
- 2段階認証(メールアドレスとgoogle認証)の設定は必須
- リップル(XRP)とイオス(EOS)の出金には出金タグが必要
最低出金額や手数料が通貨・銘柄ごとに違う
Bybit(バイビット)からの出金は、基本的に手数料がかかりません。
無料です。
しかし、仮想通貨の送金には仮想通貨の仕組上、ブロックチェーンのネットワーク利用料がかかってしまいますよね。
なので、手数料自体は無料なものの、実質的には手数料を取られていると言えます。
Bybit(バイビット)の出金最低額や手数料については下記の通りです。
通貨・銘柄 | 最低出金額 | 出金手数料 |
ビットコイン (BTC) | 0.001 | 0.0005 |
イーサリアム (ETH) | 0.02 | 0.02 |
テザー (USDT) (ERC20) | 20 | 10 |
テザー (USDT) (TRC20) | 10 | 1 |
ソラナ (SOL) | 0.01 | 0.01 |
USDコイン (USDC) | 20 | 25 |
カルダノ (ADA) | 2 | 2 |
リップル (XRP) | 20 | 0.25 |
ルナ (LUNA) | 2.1 | 0.02 |
ポルカドット (DOT) | 1.5 | 0.1 |
ちなみに、Bybit(バイビット)の取り扱い通貨・銘柄についてもっと詳しく知りたいあなたは「【Bybitの取り扱い通貨・全132種一覧】バイビットで取り扱っている仮想通貨・銘柄について解説します」の記事をご愛読ください。
また、bybit(バイビット)の出金以外の手数料にも知りたいというあなたは「【Bybitの手数料まとめ】バイビットの送金・出金・成行・レバレッジ取引などの手数料を他の海外取引所と比較」の記事をご愛読ください。
出金額では出金手数料は変わらない
Bybit(バイビット)の出金手数料は、出金額による変動はありません。
出金する回数が少なければ、それだけ出金にかかる手数料も安くて済みます。
逆に、何回も分けて出金してしまうと、出金にかかる手数料は高額なってしまいます。
無駄なコストはできるだけ避けたいですよね?
これに異論はないはずです。
bybit(バイビット)から出金するときは、できるだけまとめて出金するようにしましょう。
出金の最大限度額は本人確認レベルで変わる
先ほど、「Bybit(バイビット)から出金するなら、できるだけまとめて出金した方が良い」という話をしましたが、bybit(バイビット)では1回に出金できる上限額が決められています。
ただ、bybit(バイビット)の出金可能上限額が、あなたの本人確認レベルによって変わります。
- 本人確認なし:2BTC
- 本人確認レベル1 (出身国発行の書類、顔写真):50BTC
- 本人確認レベル2 (居住地証明):100BTC
あたりまえですが、本人確認レベルが高いほど、出金できる額も増えます。
本人確認をしておくと、出金上限額が上がるだけでなく、ハッキングのリスク軽減にもなりますから、本人確認レベルはできるだけ高めておくように努めましょう。
Bybit(バイビット)の本人確認のやり方については、「【Bybitの本人確認は不要?】バイビットの本人確認(KYC)の登録方法を解説」の記事をご愛読ください。
出金のリクエストは1日に3回の処理
Bybit(バイビット)の出金処理は、1日に3回行われます。
Bybit(バイビット)の出金処理が行われる時間は下記の通り。
- 午前1時
- 午前9時
- 午後5時
bybit(バイビット)の出金処理は「午前1時」、「午前9時」、「午後5時」の3つの時間帯に行われます。
逆に、これら3つの時間にならないと、出金処理は行われません。
なので、「あれ?出金が反映されないぞ?」と思ったときは、ただ単に待機中でないかを確認してください。
ちなみに、待機中かどうかの確認は、bybit(バイビット)の出金履歴から確認できます。
2段階認証(メールアドレスとgoogle認証)の設定は必須
Bybit(バイビット)で出金をする場合、2段階認証を済ませている必要があります。
2段階認証を済ませることで、ハッキング等のリスクを軽減することもできるので、なるだけ早く済ませておくようにしましょう。
Bybit(バイビット)の2段階認証の具体的な手順については、「【Bybitの本人確認は不要?】バイビットの本人確認(KYC)の登録方法を解説」の記事で解説しているので、ぜひご愛読ください。
リップル(XRP)とイオス(EOS)の出金には出金タグが必要
Bybit(バイビット)から出金する際、出金タグが必要になる仮想通貨銘柄があります。
それが『リップル(XRP)』と『イオス(EOS)』です。
これら2つの仮想通貨銘柄は、出金時に出金タグを設定している必要があります。
とはいえ、出金タグの設定は難しくありません。
出金先アドレスをコピペするようなものなので安心してください。
Bybit(バイビット)の出金のルールは以上です。
把握できましたでしょうか?
ではいよいよ、実際にbybit(バイビット)から出金する手順について見ていきましょう。
Bybit(バイビット)の【出金方法・やり方】
Bybit(バイビット)から出金する方法を解説します。
「PCブラウザ版から出金する手順」と「スマホアプリから出金する手順」に分けて解説していきますね。
PCブラウザ版から出金する手順
まずはbybit(バイビット)にログインしていきましょう。
ログインしたら、画面右上のプロフィール画像にカーソルを合わせて、「資産」をクリックしましょう。
「資産概要」をクリックします。
すると、資産一覧の画面になります。
右上の「出金」をクリックしましょう。
※この時点で認証作業を終えていなければ促されますので、先に済ませておきましょう。
2段階認証をきちんと済ませていれば、上記のような画面になります。
「送金する通貨」「送金先のウォレットアドレス」「チェーンタイプ」「数量」を入力して、「提出」をクリックしましょう。
これで出金手順は完了です。
出金処理が行われる時刻を過ぎれば、出金が反映されているはずです。
お疲れ様でした。
スマホアプリから出金する手順
まずはbybit(バイビット)アプリを起動しましょう。
画面右下の「資産」をタップします。
「出金」をタップしましょう。
出金する通貨・銘柄を選択します。
今回はビットコインを出金しますので、「BTC」をタップします。
チェーンタイプと出金金額、出金先のアドレスを入力します。
今回はビットコインを送金するので、チェーンタイプを選択する必要はありません。
なので、「出金金額」と「出金先アドレス」だけ入力していきましょう。
初めて出金する場合は、ウォレットアドレスを追加する必要があります。
「アドレスを追加する」をタップします。
出金先のアドレスをコピペして、任意のアドレス名を入力し、「確認」をタップしましょう。
google認証コードを入力します。
「コードを獲得する」をタップしましょう。
すると、google authenticatorが起動されますので、bybit(バイビット)用の認証コードをタップしてコピーしましょう。
認証コードをコピーして、Bybit(バイビット)のアプリに戻ると、自動的に認証コードが入力されます。
これで、ウォレットアドレスの追加は完了です。
追加したウォレットアドレスをタップしましょう。
あとは画面下の「出金」をタップすれば、bybit(バイビット)からの出金は完了です。
お疲れ様でした。
さて、上手く出金できましたでしょうか?
出金が上手くいったのであれば、「Bybit(バイビット)の出金【まとめ】」に進んでくださいね。
しかし、中には上手くいかなかった方もいると思います。
そんなあなたのために次のセクションでは、出金できないときの原因と対処法を解説していきますね。
Bybit(バイビット)から出金できない・反映されないときの【原因と対処法】
Bybit(バイビット)から出金できない、反映されないときの原因としては、下記が挙げられます。
- 出金先アドレスの入力ミス
- 出金タグの入力ミス
- ブロックチェーンのトランザクション処理の遅延
- そもそも互換性がない
- その他の原因
主にこれら4つのどれかに該当しているはずです。
ではそれぞれ1つずつ対処法と合わせて詳しく解説していきますね。
出金先アドレスの入力ミス → アドレスの再入力
Bybit(バイビット)から出金できない場合に一番多い原因は、「出金アドレスの入力ミス」です。
なので、もし出金が上手くいかない場合は、出金アドレスを再入力してみましょう。
また、再入力するときは、必ずコピペすることを心掛けてください。
仮想通貨の出金アドレスは、かなり長い英数字の羅列です。
1文字ずつ入力していたら、間違える可能性がかなり高いです。
出金が上手くいかないだけで済めばいいものの、誰かのアドレスに出金してしまった場合は最悪です。
そのお金は一生、返ってきません。
何度も言いますが、出金先のアドレスを入力するときは、必ずコピペするようにしましょう。
出金タグの入力ミス → タグの再入力
やや珍しいパターンですが、出金タグが誤っていて出金できないこともあります。
リップル(XRP)やイオス(EOS)など、出金タグが必要な仮想通貨銘柄を出金する場合は、出金タグに誤りがないかをよく確認しましょう。
出金タグも、出金アドレスと同様に、必ずコピペするようにしましょう。
ブロックチェーンのトランザクション処理の遅延 → トランザクションの確認
Bybit(バイビット)からの出金が反映されない理由として、ブロックチェーンのトランザクションの処理が遅延しているケースも考えられます。
対処法としては、出金予定の仮想通貨のブロックチェーンのトランザクションを確認してください。
おそらく未処理のトランザクションとして待機中になっているはずです。
その場合は、数分から数時間まってみてください。
いずれ出金が反映されるはずです。
ブロックチェーンやトランザクションの詳細に関しては、ここではとても語り切れないので、割愛させて貰いますね。
「ブロックチェーンってなに?トランザクションってなに?詳しく知りたい!」というあなたは「coming soon」の記事をご愛読ください。
そもそも互換性がない → 対応通貨を確認
Bybit(バイビット)から出金できない理由として、そもそも出金先のウォレットアドレスが、出金したい仮想通貨に対応していない場合があります。
例えば、メタマスクという仮想通貨ウォレットは、イーサリアム系の仮想通貨には対応していますが、それ以外の仮想通貨には対応していません。
なので、ビットコイン(BTC)をメタマスクに出金しようとすると、エラーが出ます。
このように、仮想通貨ウォレットによっては、出金したい仮想通貨に対応していないケースがありますので、出金先ウォレットが出金したい仮想通貨に対応しているのかどうかは、きちんと確認するようにしましょう。
その他の原因 → サポートセンターに問い合わせる
もし先に解説した原因のどれにも当てはまらず、原因がわからない場合は、bybit(バイビット)のサポートセンターに問い合わせてみましょう。
なお、bybit(バイビット)サポートセンターは日本語で問い合わせることが可能です。
これは、海外の仮想通貨取引所としては珍しいことです。
海外の仮想通貨取引所だと、サポートセンターへの問い合わせは、基本的に英語での問い合わせになります。
Bybit(バイビット)のサポートセンターの場合、英語力は一切必要ないので、日本人でも安心して利用することができますよ。
Bybit(バイビット)の出金【まとめ】
さて、今回は『bybit(バイビット)の出金』について解説しました。
Bybit(バイビット)からの出金には、ブロックチェーンのネットワーク利用料以外の手数料はかかりません。
無料ということですね。
また、出金に必要な手順も比較的少ないため、簡単に出金することができます。
ただ、簡単だからって注意をおろそかにしてはだめですよ。
Bybit(バイビット)から出金するときは、出金先アドレスや出金タグはコピペするようにしましょう。
また、一度にまとめて出金することも、コストを抑えるうえでは大切です。
Bybit(バイビット)は他の海外の仮想通貨取引所と比べても、非常に利用しやすいのが特徴です。
ぜひあなたもbybit(バイビット)を利用して、素敵な仮想通貨ライフを送ってください。
【追伸】:Bybit(バイビット)の出金以外の使い方に関しては、「【Bybitの使い方ガイド】バイビットの登録・設定・入金・出金・送金・取引方法を解説」の記事をご愛読ください。
≫bybit(バイビット)で口座開設する
Bybit(バイビット)の出金に関する【よくある質問】
最後に、Bybit(バイビット)の出金に関するよくある質問に回答しました。
よくある質問としては、下記が挙げられます。
- 出金する時間に制限はありますか?
出金する時間に制限はありますか?
出金依頼をする時間に制限はありません。
ただ、出金が処理される時間は定められています。
Bybit(バイビット)で出金処理が行われる時間は、「午前1時」「午前9時」「午後5時」です。
これらの時刻にならなければ、出金処理が行われないということは、頭に入れておきましょう。
ご愛読ありがとうございました。