本記事の内容
- Bybit(バイビット)の資金調達率(funding rate)とは?
- Bybit(バイビット)の資金調達率(funding rate)の【メリット・魅力】
- Bybit(バイビット)の資金調達率(funding rate)の【デメリット・注意点】
- Bybit(バイビット)の資金調達率(funding rate)の【評判・口コミ】
- Bybit(バイビット)の資金調達率(funding rate)の【計算方法・算出方法】
- Bybit(バイビット)の資金調達率(funding rate)の【履歴の確認方法・見方】
- Bybit(バイビット)の資金調達率(funding rate)で【月利10%稼ぐ裏ワザ】
- Bybit(バイビット)の資金調達率(funding rate)【まとめ】
- Bybit(バイビット)の資金調達率(funding rate)に関する【よくある質問】
今回は『bybit(バイビット)の資金調達率(funding rate=ファンディングレート)』について解説します。
Bybit(バイビット)のデリバティブ取引では、取引手数料であるtaker手数料やmaker手数料の他に、「資金調達料」と呼ばれる手数料がかかってきます。
その資金調達料を求めるために利用するのが資金調達率(funding rate)です。
資金調達率(funding rate)をトレード戦略に加味して考えることは、仮想通貨トレーダーとしては欠かせません。
実はこの資金調達料、場合によっては払うのではなく、貰えてしまうこともあります。
資金調達料で稼いでいるトレーダーもいるくらいです。
しかもこの「資金調達料を稼ぐ」という方法、かなりのローリスクで稼げてしまいます。
本記事ではそんなbybit(バイビット)の資金調達率(funding rate)のメリットやデメリットはもちろん、資金調達率(funding rate)を活かした稼ぐ方法まで徹底解説します。
本記事を読めば、bybit(バイビット)の資金調達率(funding rate)について完全マスターできると思いますので、ぜひ最後までご愛読ください。
目次(クリックできるよ!)
- Bybit(バイビット)の資金調達率(funding rate)とは?
- Bybit(バイビット)の資金調達率(funding rate)の【メリット・魅力】
- Bybit(バイビット)の資金調達率(funding rate)の【デメリット・注意点】
- Bybit(バイビット)の資金調達率(funding rate)の【評判・口コミ】
- Bybit(バイビット)の資金調達率(funding rate)の【計算方法・算出方法】
- Bybit(バイビット)の資金調達率(funding rate)の【履歴の確認方法・見方】
- Bybit(バイビット)の資金調達率(funding rate)で【月利10%稼ぐ裏ワザ】
- Bybit(バイビット)の資金調達率(funding rate)【まとめ】
- Bybit(バイビット)の資金調達率(funding rate)に関する【よくある質問】
Bybit(バイビット)の資金調達率(funding rate)とは?
Bybit(バイビット)の資金調達率(fanding rate)とは、bybit(バイビット)のデリバティブ取引で発生する金利率のことを言います。
資金調達料(funding rate)があることにより、現物とデリバティブの価格差を調整することができています。
いわゆる、スワップポイントやスワップ金利などのスワップ手数料の1種と思ってもらうとわかりやすいかもです。
この資金調達率(funding rate)から、必要になってくる資金調達料を計算することができます。
資金調達率の手数料(資金調達料)
資金調達料は、1日の定められた時間に、自身の持っているポジションによって、資金調達料を「いくら支払うのか」、もしくは「いくら貰えるのか」が決まります。
例えば、「資金調達率(funding rate)が0.02%」「発生時間は午前1時」「1BTCのlongポジション」の場合
資金調達料=ポジション量×資金調達率(funding rate)
0.0002BTC=1BTC×0.02%
この場合、0.0002BTCの資金調達料を支払うことになります。
「この場合は支払うんだ!じゃあどんな状況なら資金調達料を貰えるの?」と思いますよね。
先の場合、もしlongポジションではなくshotポジションだったら資金調達料を貰えていました。
資金調達料を払うか貰えるかの関係は下記の通りです。
longポジション | shortポジション | |
資金調達率(funding rate)が正(+) | 払う | 貰える |
資金調達率(funding rate)が負(-) | 貰える | 払う |
もし仮に、資金調達率(funding rate)がプラスなら、shortポジションを建てていれば、資金調達料を貰うことができます。
その対偶(資金調達率(funding rate)がマイナスで、longポジション)も同様です。
この「資金調達料を貰う」というトレード戦略で稼いでいるトレーダーも多くいるようですよ。
資金調達料が発生するタイミング
資金調達料が発生するタイミングは、仮想通貨取引所によって異なります。
Bybit(バイビット)では、日本時間の
- 午前1時
- 午前9時
- 午後17時
上記の時間になると、資金調達料の受け渡しが行われます。
資金調達率(funding rate)の変動幅
資金調達率(funding rate)の変動率は、取引所によってもわずかに異なりますが、主に通貨・銘柄によって変わります。
BTC/USDだと、大体1日に0.01%程ですかね。
Bybit(バイビット)の資金調達率(funding rate)の履歴の見方については、この後の「Bybit(バイビット)の資金調達率(funding rate)の【履歴の確認方法・見方】」で解説しますね。
他社の取引所と比較
資金調達率(funding rate)の他社比較は下記のリンクから確認できます。
さて、bybit(バイビット)の資金調達率(funding rate)についての概要は以上になります。
次のセクションでは、そんなbybit(バイビット)の資金調達率(funding rate)のメリット・魅力についてお伝えしますね。
Bybit(バイビット)の資金調達率(funding rate)の【メリット・魅力】
Bybit(バイビット)の資金調達率(funding rate)のメリット・魅力を解説します。
Bybit(バイビット)の資金調達率(funding rate)のメリットとしは、下記が挙げられます。
- 実は稼げる
実は稼げる
前述しましたが、bybit(バイビット)の資金調達料は、資金調達率(funding rate)とポジションによっては稼げます。
longポジション | shortポジション | |
資金調達率(funding rate)が正(+) | 払う | 貰える |
資金調達率(funding rate)が負(-) | 貰える | 払う |
現在の資金調達率(funding rate)に合わせて、資金調達料を貰えるポジションを持つと稼げます。
ただこのとき、懸念点が1つだけあります。
そう、価格変動です。
もし自分がshortポジションを持った際に、価格が急騰したら大パニックですよね。
踏み台なんて起きてしまったらもう、ひとたまりもないですよね。
でもこれ、実は防げるんですよ。
その方法は、この後の「Bybit(バイビット)の資金調達率(funding rate)で【月利10%稼ぐ裏ワザ】」で解説しますので、ぜひそちらをご愛読ください。
Bybit(バイビット)の資金調達率(funding rate)の【デメリット・注意点】
Bybit(バイビット)の資金調達率(funding rate)のデメリットを解説します。
Bybit(バイビット)の資金調達率(funding rate)のデメリットとしては、下記が挙げられます。
- 手数料がかかってしまう
手数料がかかってしまう
Bybit(バイビット)の資金調達料は、基本的には払う側だと思います。
というのも、資金調達料とは本来、商品の価格の歪みを調整するためのものです。
なので、買い需要が高いときは、shortポジションが資金調達料を得られ、売り需要が高いときは、longポジションが資金調達料を得られるようになっています。
上昇トレンドでlongポジションが多いのに、資金調達料まで貰えるとなったら、買いと売りのバランスが余計に乱れてしまいますよね。
資金調達料は基本的にはとられてしまう手数料なので、デメリットとしてとらえるのが一般的です。
Bybit(バイビット)の資金調達率(funding rate)の【評判・口コミ】
Bybit(バイビット)の資金調達率(funding rate)についての口コミをリサーチしましたので、ここで紹介します。
実際に資金調達率(funding rate)を利用して稼いでいるトレーダーも多くいましたよ。
金利貰います
bybitでASTRの資金調達率が高くなってきたので全力でショートして金利を貰います✳︎(*´ω`*)#ASTR #ビットコイン #アルトコイン #イーサリアム #bybit #ファンディングレート pic.twitter.com/96RFBIIXEh
— えくすあるぴん✳︎(*´ω`*)クリプト投資で借金完済⭐️アルトコインの空売りが得意🍓 (@1M7wBeX8OsLJY2N) April 11, 2022
戦略として戦えそう
BybitのFR(ファンディングレート)
かなりの差があります!
ペグ通貨としても、金利としても
戦略として使えそうですね!左がUSD 0.01%
右がUSDT 0.2554% pic.twitter.com/eyUph03lKb— ルパ (@Lupin1the9Third) November 19, 2020
1週間で5万円貰えた
120万円分だけbybitで両建してファンディングレートもらってたんだけど、1週間で5万円ももらえた、すごい。たった100万円ちょいの両建だけで、ほぼノーリスクで、月給20万円くらいいくのか...。もちろんこの金利は長く続かないだろうけれど、それでも凄いなあ。お金余ってる人は回しておくべき。
— くれば / 3,000万円破産 (@clevloger) February 18, 2021
最高
bybitのFR(ファンディングレート)がメンヘラ状態。バイビットの資金調達率は最高やで〜 pic.twitter.com/T0InTpNc85
— ビット•トキヨシ/BIT TOKIYOSHI (@TokiLABO) March 13, 2021
極端で良い
bybitのファンディングレート、極端で良いですね。ちゃんと現先差異が縮まるようにレートが高い。今レバロンで0.16%貰えるマイナス金利w
ビットコインに釣られて下げてるだけだと思うので、ビットコイン戻したら裁定ショートや利確ショートを解消させる展開もワンチャン。$BIT
— ORE PAL🪄✨ (@orenopancake) October 31, 2021
Bybit(バイビット)の資金調達率(funding rate)の【計算方法・算出方法】
Bybit(バイビット)の資金調達率(funding rate)の算出方法について解説します。
Bybit(バイビット)の資金調達率(funding rate)は、「金利」とプレミアムディスカウントインデックスで計算します。
金利={(支払い金利)−(保有する仮想通貨金利)}×1/3
これに他の取引所の相場変動等を加味したのち
資金調達率(funding rate)=プレミアム指数+(金利-プレミアム指数)±0.05%
で資金調達率(funding rate)を求めます。
Bybit(バイビット)の資金調達率(funding rate)の【履歴の確認方法・見方】
Bybit(バイビット)の資金調達率(funding rate)の確認方法・見方について解説します。
まずは、bybit(バイビット)にログインしましょう。
ログインしたら、画面上部のメニューの「デリバティブ」から「USDT無期限」をクリックしましょう。
すると、画面上部に「契約情報」というメニューが追加されますので、「契約情報」の中の「インバース無期限 基本データ」をクリックします。
画面左下の「資金調達率履歴」をクリックしましょう。
ここで資金調達率(funding rate)を確認することができます。
「通貨ペア」や「日時」も変更でき、データをエクスポートすることもできちゃいますよ。
ちなみに、取引画面だとこの辺りに表示されています。
次回の支払いまでの時間も表示してくれているので、ありがたいですね。
Bybit(バイビット)の資金調達率(funding rate)で【月利10%稼ぐ裏ワザ】
さて、ここではbybit(バイビット)の資金調達率(funding rate)を利用して、月利10%を稼ぐ裏ワザについて解説していこうと思います。
とはいっても、もう既に大方検討の付いている方が大半かもしれませんね。
詳しく解説していきますね。
今回は、1回で稼げた資金調達料もつぎの取引に利用し、複利的に稼いでいくと仮定しますね。
ざっくり計算してみたところ、おおよそ0.1%の資金調達料が稼げれば、だいたい月利10%になることが分かりました。(計算過程は省略)
となれば、あとは簡単ですよね。
資金調達率(funding rate)が±0.1%以上の通貨ペアを見つけ、プラスならshort、マイナスならlongポジションを建てればいいだけです。
ただ、ここで気を付けなければならないことが2点あります。
それが、「価格変動のリスク」と「取引手数料」です。
ポジションを建てるというのは、当たり前ですが価格変動のリスクが生じます。
そして、建てる際には取引手数料が欠かせません。
これら2つの難点を工夫して、月利10%を可能にする手法が1つだけあります。
その名も「デルタニュートラル戦略」です。
デルタニュートラル戦略とは…
と、言いたいとこですが、この話は本記事ではここまでにしておきます。
この話の続き、デルタニュートラル戦略を使って月利10%を稼ぐ方法について詳しく知りたいあなたは「【Bybitのデルタニュートラル】バイビットのデルタニュートラル戦略で資金調達料の金利を稼ぐ方法や日本円に戻す方法を解説」の記事をご愛読ください。
Bybit(バイビット)の資金調達率(funding rate)【まとめ】
いかがでしたか?
今回は『bybit(バイビット)の資金調達率(funding rate)』ついて解説しました。
資金調達率(funding rate)とは、現物とデリバティブ商品の価格差を埋める役割の資金調達料を計算するための数値でした。
そしてこの資金調達料は、ポジションによっては支払うだけでなく、貰えてしまいます。
これを利用して、「資金調達料で稼ぐ」仮想通貨トレーダーも多くいます。
もしあなたも、資金調達料を利用したローリスク戦法に興味があれば、ぜひチャレンジしてみてください。
「Bybit(バイビット)の口座をまだ持ってない!」という方がいましたら、「【Bybitの口座開設】バイビットに登録する方法や本人確認の手順を解説」の記事で詳しい手順を解説していますので、ぜひご愛読ください。
また、その他のbybit(バイビット)の使い方に関しては、「【Bybitの使い方ガイド】バイビットの登録・設定・入金・出金・送金・取引方法を解説」の記事をご愛読ください。
Bybit(バイビット)の資金調達率(funding rate)に関する【よくある質問】
Bybit(バイビット)の資金調達率(funding rate)に関するよくある質問に回答しました。
よくある質問としては、下記が挙げられます。
- 資金調達で得た利益に税金はかかるの?
資金調達で得た利益に税金はかかるの?
はい、かかります。
仮想通貨の利益は、資金調達で増えたとしても、雑所得として計上されます。
詳しい仮想通貨の税事情に関しては、「【Bybitの確定申告方法】バイビットで税金が発生するタイミングや計算方法をすべて解説」の記事をぜひご愛読ください。
ご愛読ありがとうございました。