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本記事の内容
- Bybit(バイビット)のレバレッジ取引(マージン取引)とは?【最大100倍!?】
- Bybit(バイビット)のレバレッジ取引(マージン取引)の【3種類の取引】
- Bybit(バイビット)のレバレッジ取引(マージン取引)の【2つの種類】
- Bybit(バイビット)のレバレッジ取引(マージン取引)の【メリット・魅力】
- Bybit(バイビット)のレバレッジ取引(マージン取引)の【デメリット・注意点】
- Bybit(バイビット)のレバレッジ取引(マージン取引)の【評判・口コミ】
- Bybit(バイビット)のレバレッジ取引(マージン取引)の【始め方】
- Bybit(バイビット)のレバレッジ取引(マージン取引)の【やり方】
- Bybit(バイビット)のレバレッジ取引(マージン取引)のやり方【スマホアプリ編】
- Bybit(バイビット)のレバレッジ取引(マージン取引)【まとめ】
- Bybit(バイビット)のレバレッジ取引(マージン取引)に関する【よくある質問】
今回は『bybit(バイビット)のレバレッジ』について解説します。
Bybit(バイビット)は最大倍率100倍のレバレッジ取引ができる仮想通貨取引所です。
国内の仮想通貨取引所では、最大倍率が2倍までと国から制限されてしまっています。
なので、どんなに自身のある局面でも、その取引から得られる利益は2倍にしかなりません。
しかし、bybit(バイビット)だと最大100倍ものレバレッジをかけることができるので、その取引から得られる利益を100倍にすることができます。
もちろん、損益も100倍になってしまうので、リスクヘッジを考えて使いこなす必要はありますけどね。
本記事では、そんなbybit(バイビット)のレバレッジ取引をかけられる銘柄や、レバレッジ取引の種類、レバレッジ取引の始め方ややり方など、bybit(バイビット)のレバレッジ取引について徹底解説します。
本記事を読めば、bybit(バイビット)のレバレッジ取引については完全マスターできるはずなので、ぜひ最後までご愛読ください。
目次(クリックできるよ!)
- Bybit(バイビット)のレバレッジ取引(マージン取引)とは?【最大100倍!?】
- Bybit(バイビット)のレバレッジ取引(マージン取引)の【3種類の取引】
- Bybit(バイビット)のレバレッジ取引(マージン取引)の【2つの種類】
- Bybit(バイビット)のレバレッジ取引(マージン取引)の【メリット・魅力】
- Bybit(バイビット)のレバレッジ取引(マージン取引)の【デメリット・注意点】
- Bybit(バイビット)のレバレッジ取引(マージン取引)の【評判・口コミ】
- Bybit(バイビット)のレバレッジ取引(マージン取引)の【始め方】
- 国内の仮想通貨取引所の口座を開設
- Bybit(バイビット)の口座を開設
- 二段階認証と本人確認(KYC)を済ませる
- 国内の仮想通貨取引所へ日本円を入金して『リップル(XRP)』を購入
- Bybit(バイビット)で入金アドレスとタグをコピー
- 国内の仮想通貨取引所からコピーしたタグの入金アドレスへ入金
- Bybit(バイビット)のレバレッジ取引(マージン取引)の【やり方】
- Bybit(バイビット)のレバレッジ取引(マージン取引)のやり方【スマホアプリ編】
- Bybit(バイビット)のレバレッジ取引(マージン取引)【まとめ】
- Bybit(バイビット)のレバレッジ取引(マージン取引)に関する【よくある質問】
Bybit(バイビット)のレバレッジ取引(マージン取引)とは?【最大100倍⁉】
Bybit(バイビット)のレバレッジ取引(マージン取引)とは、証拠金(預けているお金)に応じて、取引額に倍率をかけて取引できる仕組みです。
例えば、100万円を元手に取引をしようと、口座に100万円を用意したとします。
そして、レバレッジ倍率を100倍に設定したとします。
この場合、取引で扱える資金は1億円にもなります。
要は、「レバレッジ倍率をかけたらかけた分だけ、利益や損益もそのレバレッジと等倍になる」と思っていただいたら早いかもしれません。
もちろん、証拠金が100万円でレバレッジ取引をした場合、かけられるお金は1億円ですが、本来は100万円しかないため、100万円の損失までしか耐えられません。
厳密にはbybit(バイビット)は独自の計算方式で「破産価格」を定めているため、もっと少ない損益額で強制決済(ロスカット)されます。
破産価格は下記の式で求めることができます。
破産価格 = 参入価格 * レバレッジ/(レバレッジ + 1)
ちなみに、このように強制のロスカットが入り、入金額以上の借金が発生しないことを「追証がない」といいます。
海外の仮想通貨取引所だと、追証がないのが一般的です。
もしBybit(バイビット)の追証について気になりましたら「【Bybitは追証なし】バイビットの追証やロスカット・ゼロカットシステムについて徹底解説」の記事をご愛読ください。
レバレッジ取引の種類
Bybit(バイビット)のレバレッジ取引の種類は、主に3種類に分けられます。
- 証拠金取引
- USDT無期限
- インバース無期限
それぞれの取引については、この後の「Bybit(バイビット)のレバレッジ取引(マージン取引)の【3種類の取引】」で詳しく解説しますが、簡単に説明すると、証拠金取引は現物取引にレバレッジをかけた取引、USDT無期限はUSDT建てのデリバティブ取引、インバース無期限はUSD建てのデリバティブ取引です。
Bybit(バイビット)では主にこの3つの取引で、レバレッジをかけることができます。
また、bybit(バイビット)のインバース無期限やUSDT無期限については、「【Bybitのインバース無期限型契約】バイビットのUSDT無期限契約との違いや使い方を徹底解説」の記事でも詳しく解説しているので、気になるあなたはぜひこちらも兼ねてご愛読ください。
最大100倍のレバレッジ
Bybit(バイビット)でかけられるレバレッジの最大倍率は100倍(証拠金取引は3倍)です。
これは、国内の仮想通貨取引所と比べるとけた違いですが、他の海外の仮想通貨取引所と比較すると、それほど高くはありません。
下記は、bybit(バイビット)のレバレッジの最大倍率を他の海外の仮想通貨取引所と比較した一覧になります。
Bybit | 100倍 |
BINANCE | 125倍 |
FXGT | 1000倍 |
Bitterz | 888倍 |
Bitget | 100倍 |
Gate.io | なし |
FTX | 20倍 |
CryptoGT | 500倍 |
OKEx | 100倍 |
MEXC(MXC) | 125倍 |
KuCoin | 50倍 |
Kraken | 5倍 |
Coinbase | なし |
BITTREX | なし(現物取引のみ) |
BitMEX | 100倍 |
Bitforex | 100倍 |
HitBTC | なし(現物取引のみ) |
Bitnext | 100倍 |
Bithumb Global | 5倍 |
Bitfinex | 3.3倍 |
UPbit | ‐ |
Poloniex | 2.5倍 |
Bitstamp | なし(現物取引のみ) |
BingX | 20倍 |
BAQRON | 125倍 |
FXcoin | なし(現物取引のみ) |
BaseFEX | 100倍 |
このように、海外の仮想通貨取引所であれば、最大レバレッジ倍率が1000倍とバグっている取引所もあります。
レバレッジの最大倍率だけみると、bybit(バイビット)がやや劣るように見えますね。
とはいえ正直、1000倍なんて全く実用的じゃないので、100倍でも十分すぎますけどね。
レバレッジ取引可能通貨・銘柄
Bybit(バイビット)のレバレッジ取引は、「証拠金取引(現物)」「USDT無期限」「インバース無期限」のそれぞれの取引によって、取引可能な通貨ペアが違います。
また、取引の種類や通貨ペアによってかけられる最大レバレッジ倍率も変わってきます。
証拠金取引の取引可能通貨銘柄においてはすべて3倍までのレバレッジがかけられます。
USDT無期限契約は、全通貨ペアにおいて最大100倍のレバレッジ倍率がかけられます。
一方、インバース型無期限契約は、基本的には最大50倍までの最大レバレッジ倍率ですが、BTC/USDの通貨ペアのみ100倍までかけることができます。
それぞれの取引の詳しい取り扱い通貨・銘柄については、この後の「Bybit(バイビット)のレバレッジ取引(マージン取引)の【3種類の取引】」で解説します。
レバレッジ取引の手数料
レバレッジ取引の手数料ですが、平常時の取引手数料に別途、借入れの利息がかかります。
利息 = 借入額 × 日次利息率/24 × 時間
例えば、あなたが100USDTを12:00に借り入れ、18:00に返済し、そのときの日時利息率が0.01%だったとします。
この場合、あなたは100USDTを日時利息率0.01%で6時間借り入れていたので、
10000USDT×0.0001÷24時間×6時間=0.25USDT
0.25USDTの利息を払わなければなりません。
ここで注意しておいてほしいのが、この手数料は「借り入れることで発生している」ということです。
つまり、指値注文をするだけでも利息が発生します。
指値注文は、元本がないと発注できませんから、「借入→発注」という流れになるので、その注文が約定しようがしまいが、借り入れている以上は利息が発生します。
そのことだけは、頭に入れておきましょう。
平常時の取引手数料については、下記をご参照ください。
現物 | maker0.1% taker0.1% |
デリバティブ | maker-0.025% taker0.075% |
ちなみにBybit(バイビット)のデリバティブ取引ではmaker手数料がマイナス(貰える)なので、指値注文をよく使う方や逆張り手法の方にはおすすめの取引所です。
レバレッジ取引のスプレッド手数料
Bybit(バイビット)のスプレッド手数料は、インバース無期限かUSDT無期限かと、通貨・銘柄ごとに異なります。
また、スプレッドは常に変動しますので、おおよその手数料と考えてください。
BTCUSD(インバース無期限) | 0.5USD(約50円) |
ETHUSD(インバース無期限) | 0.05USD(約5円) |
EOSUSD(インバース無期限) | 0.001USD(約0.1円) |
XRPUSD(インバース無期限) | 0.0001USD(約0.01円) |
BTCUSDT(USDT無期限) | 0.5USDT(約50円) |
ETHUSDT(USDT無期限) | 0.05USDT(約5円) |
BCHUSDT(USDT無期限) | 0.05USDT(約5円) |
XTZUSDT(USDT無期限) | 0.001USDT(約0.5円) |
LTCUSDT(USDT無期限) | 0.01USDT(約1円) |
LINKUSDT(USDT無期限) | 0.001USDT(約0.1円) |
Bybit(バイビット)のレバレッジ取引(マージン取引)の【3種類の取引】
前述した通り、bybit(バイビット)でできるレバレッジ取引は、主に下記の3種類になります。
- 証拠金取引(現物)
- USDT無期限
- インバース無期限
ここではそれぞれの取引の詳細について深堀していきますね。
証拠金取引(現物)
Bybit(バイビット)の証拠金取引とは、現物取引にレバレッジをかけて行う取引です。
仕組みとしては、口座内に入金してある資産を元本に、取引所から一定額のUSDTを借り入れて取引する、といった仕組みになります。
Bybit(バイビット)の証拠金取引では、元本の2倍まで借り入れられるので、元本と合わせると、結果的に3倍の資金で取引ができることになります。
Bybit(バイビット)で証拠金取引ができる通貨ペアは下記の通りです。
- BTC/USDT
- ETH/USDT
- XRP/USDT
- EOS/USDT
- LINK/USDT
- LTC/USDT
- SOL/USDT
- USDC/USDT
- XLM/USDT
USDT無期限
Bybit(バイビット)のUSDT無期限とは、USDT建てで(証拠金として)金融商品を取引するデリバティブ取引の1種です。
俗に言う、仮想通貨FXというやつです。
BTCやETHなどの仮想通貨の値段変動と同じ動きをする金融商品を取引するので、現物に比べて手数料が安いのが特徴です。
前述した通り、Bybit(バイビット)のUSDT無期限は、全通貨ペアで100倍のレバレッジをかけることができます。
Bybit(バイビット)のUSDT無期限で取り扱っている通貨ペアは下記の通りです。
- 1INCHI/USDT
- AAVE/USDT
- ADA/USDT
- ALGO/USDT
- ALICE/USDT
- ANKR/USDT
- ANT/USDT
- AR/USDT
- ATOM/USDT
- AUDIO/USDT
- AVAX/USDT
- AXS/USDT
- BAT/USDT
- BCH/USDT
- BICO/USDT
- BIT/USDT
- BNB/USDT
- BSV/USDT
- BTC/USDT
- BTT/USDT
- C98/USDT
- CELOU/USDT
- CELR/USDT
- CHR/USDT
- CHZ/USDT
- COMP/USDT
- COMP/USDT
- COTIUSDT
- CREAM/USDT
- CROU/USDT
- CRV/USDT
- CTK/USDT
- CVC/USDT
- DASH/USDT
- DENT/USDT
- DOGE/USDT
- DOT/USDT
- DUSK/USDT
- DYDX/USDT
- EGLD/USDT
- ENJ/USDT
- ENS/USDT
- EOS/USDT
- ETC/USDT
- ETH/USDT
- FIL/USDT
- FLOW/USDT
- FTM/USDT
- FTT/USDT
- GALA/USDT
- GRT/USDT
- GTC/USDT
- HBAR/USDT
- HNT/USDT
- ICP/USDT
- ILVU/USDT
- IMX/USDT
- IOST/USDT
- IOTA/USDT
- IOTX/USDT
- JASMY/USDT
- KAVA/USDT
- KEEP/USDT
- KLAY/USDT
- KNC/USDT
- KSM/USDT
- LINK/USDT
- LIT/USDT
- LOOKS/USDT
- LPY/USDT
- LRC/USDT
- LTC/USDT
- LUNA/USDT
- MANA/USDT
- MASK/USDT
- MATIC/USDT
- NEAR/USDT
- OMG/USDT
- ONE/USDT
- PEOPLE/USDT
- QTUM/USDT
- REN/USDT
- REQ/USDT
- RNDRU/USDT
- ROSE/USDT
- RSR/USDT
- RUNE/USDT
- RVN/USDT
- SAND/USDT
- SCU/USDT
- SFP/USDT
- SHIB1000/USDT
- SLP/USDT
- SNX/USDT
- SOL/USDT
- SPELL/USDT
- SRM/USDT
- SRM/USDT
- STORJUSDT
- STX/USDT
- SUSHI/USDT
- SXP/USDT
- TFI/USDT
- THETA/USDT
- TLM/USDT
- TRX/USDT
- UNI/USDT
- VET/USDT
- WAVES/USDT
- WOO/USDT
- XEM/USDT
- XLM/USDT
- XMR/USDT
- XRP/USDT
- XTZ/USDT
- YGG/USDT
- ZEC/USDT
- ZEN/USDT
インバース無期限
Bybit(バイビット)のインバース無期限も、USDT無期限と同じく、仮想通貨の値動きに連動した金融商品を取引するデリバティブ取引の1種です。
USDT無期限では、USDTを建てて(証拠金として)取引を行いますが、インバース無期限ではUSDを建てて取引を行います。
その他は基本的に、USDT無期限と同じと思ってもらって差し支えありません。
Bybit(バイビット)のインバース無期限で取引できる通貨ペアと、かけられるレバレッジの倍数は下記の通りです。
BIT/USD | 100倍 |
BTC/USD | 50倍 |
ETH/USD | 50倍 |
EOS/USD | 50倍 |
XRP/USD | 50倍 |
DOT/USD | 50倍 |
bybit(バイビット)のインバース無期限やUSDT無期限について、もっと詳しく知りたいあなたは「【Bybitのインバース無期限型契約】バイビットのUSDT無期限契約との違いや使い方を徹底解説」の記事をご愛読ください。
こちらの記事の方がbybit(バイビット)のインバース無期限やUSDT無期限については詳しく解説していますので、ぜひ。
Bybit(バイビット)のレバレッジ取引(マージン取引)の【2種類のモード】
つづいては、bybit(バイビット)のレバレッジ取引(マージン取引)の2つのモードについて解説します。
bybit(バイビット)には証拠金を管理するモードとして、「クロスマージンモード」と「分離マージンモード」があります。
- クロスマージンモード → 資産の満額を借入の証拠金とする取引
- 分離マージンモード → 資産を分割して借入の証拠金とする取引
もうちょっと詳しく説明しますね。
クロスマージンモード
クロスマージンモードとは、口座内の資金の全額を証拠金に利用するモード設定です。
資金のすべてを証拠金として使うので、強制決済(ロスカット)された場合は、すべての資金を失ってしまうことになります。
証拠金の管理システムとしては、こちらのクロスマージンモードがデフォルトになります。
分離マージンモード
分離マージンモードは、クロスマージンモードとは対照で、証拠金として使う資金を分割できるモード設定です。
例えば、10000USDTの資金があったとき、クロスマージンモードだと10000USDTすべてを証拠金としますので、強制決済(ロスカット)が起きた時は、10000USDT全額を失うことになります。
しかし、分離マージンモードで取引を行うと、10000USDTのうち、いくらをレバレッジ取引の証拠金として利用するのかを設定することができます。
もし仮に、分離マージンモードで10000USDTのうち、3000USDTを証拠金として取引した場合、強制決済が起きても、失うのは3000USDTで済むというわけです。
クロスマージンモードなら、たとえかけた証拠金が3000USDTだったとしても、残りの7000USDTがなくなるまでは強制決済(ロスカット)されません。
さて、bybit(バイビット)のレバレッジ取引の概要は分かっていただけましたか?
初めてだとかなりややこしいと思いますので、ここで一度おさらいしておきますね。
ここまでのおさらい
- レバレッジ取引には、現物による「証拠金取引」、USDTを証拠金とする「USDT無期限」、USDを証拠金とする「インバース無期限」の3種類があり、取引可能な通貨ペアや、最大レバレッジ倍率が異なる
- レバレッジ取引に必要な証拠金の管理設定として、「クロスマージンモード」と「分離マージンモード」があり、クロスマージンモードは資金を全額証拠金に利用し、分離マージンモードは資金を分割して証拠金に利用できる
Bybit(バイビット)のレバレッジ取引(マージン取引)の【メリット・魅力】
ここまででBybit(バイビット)のレバレッジ取引の概要は分かっていただけたと思いますが、「なんだかややこしいし、リスクもあるならレバレッジ取引ってする必要なくない?」と思われていませんか?
実は、そうでもないんですよ。
私も昔は「レバレッジ取引なんて別にしなくていいや」と思っていたのですが、今ではよくレバレッジをかけて取引しています。
なのでこのセクションでは、bybit(バイビット)でレバレッジ取引をするメリットを、私の経験を交えて紹介します。
Bybit(バイビット)でレバレッジ取引をするメリットは、下記が挙げられます。
- 少ない資金でも多くの利益が出せる
- 売りからエントリーできる
- 国内の取引所では体験できない感覚が味わえる
- 追証制度があるため借金のリスクがない
少ない資金でも多くの利益が出せる
レバレッジ取引では、少ない資金でも多くの利益を出すことができます。
まず一番初めに思い付くわかりやすいメリットがこれですよね。
トレードを長年経験していると、勝率のかなり高い場面がわかるようになってきます。
そういったときにレバレッジをかけて取引することとで、トータルの利益を伸ばすことができます。
ただもちろん、勝率が高いとはいえ、負けるときもあるのがトレードです。
なので、毎度レバレッジを固定してしまうのではなく、勝率に応じてレバレッジの倍率を柔軟に変更しながらトレードしていきましょう。
売りからエントリーできる
レバレッジ取引(マージン取引)では、売りからエントリーすることができます。
普通の現物取引だと、買ってからじゃないと、売ることができないですよね。
しかし、レバレッジ取引(マージン取引)なら、売ってから買い戻すこともできるんです。
売りからエントリーできる仕組み
1BTCを売って買い戻す場合…
- Bybit(バイビット)から1BTCを30000ドルで借りる
- 1BTCを30000ドルで売る
- 1BTCを29000ドルで買い戻す
- Bybit(バイビット)に借りた1BTCを返却
- 手元には売買差額の1000ドルが残り、1000ドルの儲け
売りからエントリーすることで、この一連の流れが行われます。
これにより、価格が上がるだけでなく、下がる局面でも稼ぐことができます。
追証がないため借金のリスクがない
Bybit(バイビット)のレバレッジ取引は、追証がありません。
追証とは、証拠金以上の損失が出た場合に、追加で証拠金の差し入れが必要になることです。
Bybit(バイビット)は、証拠金が尽きるタイミングで強制決済(ロスカット)を行ってくれます。
なので、証拠金以上の損失が出ることはなく、借金のリスクがありません。
ちなみに、もし強制決済が少し遅れて、証拠金よりもやや大きな損失が出てしまった場合も、借金にはなりません。
Bybit(バイビット)は、そのようなときのために自動デレバレッジ(ADL)を採用しています。
自動デレバレッジとは、強制決済(ロスカット)されたものの、損益額が証拠金よりも上回ってしまった場合に、利益を出しているユーザーの取引が強制決済されて、その利益で損益額を補填する仕組みです。
要するに、利益が最も出ているユーザーの取引を勝手に利確して、そこから損益額を調達してくるということです。
この自動デレバレッジによって、bybit(バイビット)では証拠金以上の損害を被ることは絶対にありませんので、安心してくださいね。
Bybit(バイビット)のレバレッジ取引(マージン取引)の【デメリット・注意点】
つづいては、bybit(バイビット)のデメリットや注意点についても見ていきましょう。
Bybit(バイビット)の注意点としては、下記の2点だけです。
- 大きな損失を出してしまうかも
- 取引できる通貨・銘柄が他社の海外取引所と比べてやや少ない
大きな損失を出してしまうかも
もう何度も言っていますが、レバレッジ取引をする以上、利益だけでなく損益にもレバレッジがかかってしまうことは、忘れてはいけません。
初心者の場合は、証拠金が尽きてしまうほどの大きな損失を出してしまう可能性だってあります。
しかし、それを防ぐ方法が1つあります。
それが「損切り」です。
レバレッジをかけた取引に限ったことではないですが、トレードでは、大きな損失を防ぐために、損切りすることが必ず求められます。
プロのトレーダーはこの損切がきちんとできます。
だからレバレッジをかけて取引をしても、そこまで大きな損失を出さないで済むのです。
なので、損切りができるトレーダーになるまでは、レバレッジ取引は避けましょう。
取引できる通貨・銘柄が他社の海外取引所と比べてやや少ない
Bybit(バイビット)は132種類もの仮想通貨銘柄を取り扱っています。
これは、国内の仮想通貨取引所と比較すると、半端なく多いですが、海外の仮想通貨取引所のなかでは、そこまで多い方ではありません。
世界一の仮想通貨取引所『BINANCE』では、取扱い通貨・銘柄数は300を超えますからね。
それと比べると、bybit(バイビット)の132種類はやや劣りますね。
Bybit(バイビット)の取り扱い通貨・銘柄について詳しく知りたいあなたは「」の記事をご愛読ください。
記事
bybit(バイビット)の注意点に関しては以上です。
これらをきちんと頭に入れて、bybit(バイビット)のレバレッジ取引を行っていきましょう。
Bybit(バイビット)のレバレッジ取引(マージン取引)の【評判・口コミ】
ここまででbybit(バイビット)のメリットやデメリットを確認してきましたが、「果たしてそれらのメリットやデメリットは本当なんだろうか?」と思いますよね?
そんなあなたのためにこのセクションでは、bybit(バイビット)を実際に利用してレバレッジ取引をしている方の口コミを紹介します。
信頼されている
https://twitter.com/zonemonster666/status/1481531959772090369?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1481531959772090369%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fcrypto-show-blog.com%2F
フルレバで退場した
bybitトレードバトルは
一位狙いでフルレバで
無事に退場しました— CHRONO /CHR RewardToken (@bitcoindog111) November 30, 2019
ショートできるのは大きい
https://twitter.com/Ak777btc100/status/1427813444061782016?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1427814799933538312%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es2_&ref_url=https%3A%2F%2Fcrypto-show-blog.com%2F
ロスカットされてもマイナスにならないから助かる
https://twitter.com/nana25_Yuki5/status/1250706501821325313?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1250706501821325313%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fcrypto-show-blog.com%2F
結構気に入ってる
最近動きが極端だからbybit50倍の分離マージンばかり使ってる
100倍だとだいたい刈られるけど、50倍にしてから一度も狩られていない、結構気にいっている#ビットコイン市況— Hibiki@Trader (@Whiskey_bonbon_) March 29, 2020
Bybit(バイビット)のレバレッジ取引(マージン取引)の【始め方】
ここからは実際に、bybit(バイビット)に登録して取引を始めるまでの詳しい手順を解説していきます。
Bybit(バイビット)で登録して取引を始めるまでの流れとしては下記の通りです。
- 国内の仮想通貨取引所の口座を開設
- Bybit(バイビット)の口座を開設
- 二段階認証と本人確認(KYC)を済ませる
- 国内の仮想通貨取引所へ日本円を入金して『リップル(XRP)』を購入
- Bybit(バイビット)で入金アドレスとタグをコピー
- 国内の仮想通貨取引所からコピーしたタグの入金アドレスへ入金
それぞれ具体的に解説していきますね。
国内の仮想通貨取引所の口座を開設
まずは、bybit(バイビット)へ入金する仮想通貨を購入するための、国内の仮想通貨取引所の口座を開設しましょう。
おすすめは前述しました通り、『GMOコイン』です。
GMOコインの口座開設方法について心配なあなたは、下記の「【GMOコインの口座開設】49枚の画像でわかりやすく解説【無料で送金できます】」の記事に沿って口座開設をすすめてくださいね。
Bybit(バイビット)の口座を開設
GMOコインの口座を開設したら、bybit(バイビット)の口座も開設しておきましょう。
先に入金用の仮想通貨を購入してしまいがちですが、価格変動のリスクをなるだけ減らすためにも、仮想通貨の購入よりも先にbybit(バイビット)の口座を開設しておきましょう。
Bybit(バイビット)の口座開設方法については下記の「【Bybitの口座開設】バイビットに登録する方法や本人確認の手順を解説」の記事にそって進めてください。
二段階認証と本人確認(KYC)を済ませる
Bybit(バイビット)の口座を開設したら、二段階認証と本人確認(KYC)を行いましょう。
前述した通り、本人確認(KYC)や二段階認証を済ませておくことで、ハッキングのリスクを下げることができます。
海外の取引所ですから、なにかあった際の責任の所在に関しては、すべて自分自身ですから、トラブルをなるだけ避けるためにも、本人確認(KYC)や二段階認証は必ず済ませておきましょう。
二段階認証と本人確認(KYC)の詳しい手順については、下記の「【Bybitの本人確認は不要?】バイビットの本人確認(KYC)の登録方法を解説」の記事をご愛読ください。
国内の仮想通貨取引所へ日本円を入金して『リップル(XRP)』を購入
口座の開設ができたら、入金に使用するリップル(XRP)を購入していきましょう。
リップル(XRP)を購入する理由としては、前述した通り、送金手数料が安く、送金完了までの時間が短いからですね。
GMOコインで仮想通貨を購入してbybit(バイビット)へ送金(入金)するまでの詳しい手順については、下記の「【Bybitに送金するおすすめの国内仮想通貨取引所】GMOコインからバイビットに送金する方法を解説」をご愛読ください
Bybit(バイビット)で入金アドレスとタグをコピー
入金するリップル(XRP)を用意できたら、入金に必要なアドレスとタグを発行していきます。
発行と言っても、bybit(バイビット)の入金画面を開くだけで自動的に発行されます。
発行後はそのアドレスやタグをコピーして、GMOコインに入力していきましょう。
詳しい送金手順に関しては、先に同じく下記の「【Bybitに送金するおすすめの国内仮想通貨取引所】GMOコインからバイビットに送金する方法を解説」をご愛読ください。
国内の仮想通貨取引所からコピーしたタグの入金アドレスへ入金
先ほど入力したタグとアドレスに、用意しておいたリップル(XRP)を送金していきましょう。
リップル(XRP)の送金にはタグの登録が必要なので、まずはGMOコインでタグを登録してからリップル(XRP)を送金してくださいね。
詳しい送金手順に関しては、先に同じく下記の「【Bybitに送金するおすすめの国内仮想通貨取引所】GMOコインからバイビットに送金する方法を解説」をご愛読ください。
ここまでくればもうあなたは、bybit(バイビット)で取引を始めることができますよ。
Bybit(バイビット)のレバレッジ取引(マージン取引)の【やり方】
ではいよいよ実際に、bybit(バイビット)でレバレッジ取引をする方法、やり方の手順について解説していきます。
- 証拠金取引【マージン有効化・成行・指値・逆指値・条件付き注文】
- クロスマージンモードと分離マージンモードの切り替え
- インバース無期限・USDT無期限
証拠金取引【マージン有効化・成行・指値・逆指値・条件付き注文】
まずはbybit(バイビット)にログインして、マージンを有効化します。
マージンの有効化
画面上のメニューから、現物取引のBTC/USDTをクリックしましょう。
※3Xと記載のある通貨ペアならどれでも可
画面右端の「マージンを有効化」をクリックします。
ポップアップの説明をよく読んで、「確認および同意」をクリックしましょう。
「概要を読む」をクリックして、マージン取引について勉強しましょう。
別タブで概要が表示されると思いますので、勉強したら取引画面に戻りましょう。
「わかりました」をクリックしましょう。
これでマージンの有効化が完了しましたので、現物取引でのマージン取引が可能になります。
指値注文
画面右端の「マージン 3X」をクリックしましょう。
「指値」をクリックします。※デフォルトは指値です
ちなみに『Long=買い』、『Short=売り』です。
指値注文の際に入力する項目は2つです。
- 注文価格:いくらで買う(売る)のか?
- 数量:どのくらいの量を買う(売る)のか?
今回は、1BTCの価格が20000USDTのときに、資金のすべて分(0.008023BTC)を購入します。
ちなみに、「数量」の下にあるゲージで、持ち金の何%を使うかを指定できます。
上記では資金のすべてを透過するので、ゲージが100%になっています。
後は、「BTCを買う」をクリックすれば注文できます。
成行注文
「成行」をクリックすると、成行注文の画面になります。
成行注文の場合は、現在買える(売れる)最適な価格で執行されますので、資金をいくら投下するのかだけ入力すればOKです。
注文に要する金額を入力して、「BTCを買う」をクリックすれば、注文が執行されます。
条件付き注文
「条件付き」をクリックすると、条件付き注文の画面になります。
条件付き注文で入力が必要な項目は下記の通りです。
- トリガー価格:注文が執行される価格
- 執行される注文の種類:指値 or 成行(指値なら注文価格も入力)
- 買う(売る)数量
条件付き注文とは、トリガー価格に達したら、設定しておいた注文が執行される注文方法です。
例えば上記の画像では、
- トリガー価格:20000USDT
- 資金量:全額(100%)
- 指値注文:19999USDT
に設定しています。
これは、「現在の値段が20000USDTになると、19999USDTに買いの指値注文を入れる」という条件付き注文になります。
ちなみに、「Short」をクリックすると売り注文ができますよ。
指値、成行、条件付きなどの注文方法については、買いと全く同じです。
また、レバレッジ取引(マージン取引)は、売りからエントリーすることができるため、初心者のうちは現在のポジションが良くわからなくなることがあります。
そんなときは画面右下の「返済」をクリックしましょう。
そうすると、今あるポジションを清算することができます。
ここで「すべて」をクリックし、「確定」をクリックすれば、全ポジションを清算することができます。
クロスマージンモードと分離マージンモードの切り替え
クロスマージンモードと分離マージンモードの切り替えは、「USDT無期限」と「インバース無期限」で行えます。
まずは画面上のメニューから、デリバティブ取引画面に移行しましょう。
今回はUSDT無期限のBTC/USDTペアを例に解説します。
画面右やや上に、「クロス」とありますよね。
そのすぐ横の「▼」をクリックしましょう。
すると、上記のようなポップアップが表示されます。
ここで「クロスマージンモード」か「分離マージンモード」を選択できます。
また、ロング(買い)のレバレッジ倍率やショート(売り)のレバレッジ倍率の設定もここで行います。
上記の場合、ロングもショートも等倍(1倍)に設定することになります。
クロスマージンモードか分離マージンモードかを選び、ロングとショートのレバレッジ倍率を設定したら、「確定」をクリックして設定完了です。
ちなみに、分離マージンモードの設定画面もクロスマージンモードと変わりありません。(上記の場合、レバレッジ倍率は10倍になります)
インバース無期限・USDT無期限
インバース無期限やUSDT無期限の注文方法やその他手順の詳細については、「【Bybitのインバース無期限型契約】バイビットのUSDT無期限契約との違いや使い方を徹底解説」の記事をご愛読ください。
Bybit(バイビット)のレバレッジ取引(マージン取引)のやり方【スマホアプリ編】
Bybit(バイビット)のレバレッジ取引(マージン取引)をスマホアプリでやる具体的な手順に関しては、「【Bybitのアプリの使い方】バイビットのスマホアプリで取引やログイン・設定をする方法などを徹底解説」の記事で解説していますので、そちらをご愛読ください。
Bybit(バイビット)のレバレッジ取引(マージン取引)【まとめ】
さて、いかかでしたでしょうか?
今回は『bybit(バイビット)のレバレッジ取引』について解説しました。
ざっくりおさらいしますと、
- レバレッジ取引には、現物による「証拠金取引」、USDTを証拠金とする「USDT無期限」、USDを証拠金とする「インバース無期限」の3種類があり、取引可能な通貨ペアや、最大レバレッジ倍率が異なる
- レバレッジ取引に必要な証拠金の管理設定として、「クロスマージンモード」と「分離マージンモード」があり、クロスマージンモードは資金を全額証拠金に利用し、分離マージンモードは資金を分割して証拠金に利用できる
- レバレッジ取引は買いだけでなく売りからもエントリーできるから、上昇トレンドだけでなく下降トレンドでも稼げる
- ただし、借り入れるとわずかに利息が発生する
- 損切りできないと損益額がとんでもないことになる
こんな感じですかね。
レバレッジ取引は、確かにリスクがある取引ですが、使い方によっては強力な武器になります。
プロのトレーダーを目指すのであれば、レバレッジ取引は必ず避けては通れない道です。
なので、なるだけ早いうちから慣れておき、使いこなせるようになりましょうね。
本サイトでは、Bybit(バイビット)の使い方に関しては、「【Bybitの使い方ガイド】バイビットの登録・設定・入金・出金・送金・取引方法を解説」の記事で網羅的に解説しているますので、ぜひそちらもご愛読ください。
Bybit(バイビット)のレバレッジ取引(マージン取引)に関する【よくある質問】
Bybit(バイビット)のレバレッジ取引に関するよくある質問に回答しました。
- ポジションを保有しているときにレバレッジの変更をすることは可能なの?
- ポジションを保有しているときにクロスマージンモードや分離マージンモードの変更は可能なの?
- 自動売買でもレバレッジをかけられるの?
ポジションを保有しているときにレバレッジの変更をすることは可能なの?
可能です。
Bybit(バイビット)では、ポジション保有中でもレバレッジを変更できます。
注文済みのポジションに対しても、問題なくレバレッジを変更できますよ。
Bybit(バイビット)のレバレッジの途中変更については、「【Bybitのレバレッジの途中変更】バイビットのレバレッジ設定を途中で変更する方法を解説」の記事で詳しく解説しているので、ぜひご愛読ください。
ポジションを保有しているときにクロスマージンモードや分離マージンモードの変更は可
可能です。
ですが、クロスマージンモードから分離マージンモードへの変更する際は、破産価格を割っていないことが条件です。
例えば、クロスマージンモードでレバレッジ取引をしており、証拠金以上の損失が出ていた場合は、分離マージンモードに切り替えると破産価格を割っているので強制決済(ロスカット)が行われます。
分離マージンモードからクロスマージンモードへの切り替えでしたら、全く問題ありません。
自動売買でもレバレッジをかけられるの?
全然かけられますよ。
Bybit(バイビット)の自動的売買に関しては、「【Bybitの自動売買bot】バイビットのapiを使ってpythonでシストレする簡単な設定も解説」の記事で詳しく解説しているので、ぜひそちらをご愛読ください。
ご愛読ありがとうございました。